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2006年09月04日

大手呉服着物販売チェーン たけうち破産

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大手呉服販売チェーン株式会社たけうちなど15社
破産手続き開始決定受ける
負債200億円

TDB企業コード:540039934

(株)たけうち(資本金2億6496万8000円、京都府京都市下京区烏丸通仏光寺下る大政所町678-2、登記面=兵庫県赤穂市加里屋2164-28、代表竹内實氏、従業員20人)などグループ15社は、8月31日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は東畠敏明弁護士(大阪府大阪市北区西天満4-7-1、電話06-6367-0520)。

(株)たけうちは、1903年(明治36年)4月創業、63年(昭和38年)4月に法人改組された呉服小売チェーン「たけうちグループ」の中核会社。子会社の管理統括を担当し、関係会社からのロイヤルティー収入を主体にしていた。グループ全体では、近畿地区を主体とするスーパーなどにテナントとして出店し、500以上の店舗を展開。2005年10月期には連結売上高約565億1800万円を計上し、業界トップクラスの規模にあった。

 しかし昨秋以降、同業者である呉服販売の(株)愛染蔵(大阪市、3月破産)が消費者への強引な販売で購入者から訴訟を受けたのを発端に、営業環境が急速に悪化。さらに、今年6月には販売先から損害賠償を求められる事態もあり、グループ全体の売り上げも前年同期を大きく下回っていた。

負債は約60億9900万円。グループ15社合計では約200億円に達する。

なお、破産手続き開始決定を受けた、たけうちグループ15社は以下の通り。

1. (株)たけうち(京都市下京区)      負債60億9900万円
2. (株)マイソフィア・インターナショナル(名古屋市中区) 負債35億400万円
3. (株)ゼンコーポレーション(神戸市中央区) 負債23億8900万円
4. (株)しゃなり(京都市下京区)      負債21億3000万円
5. (株)ゆうはな(東京都中央区)      負債12億2600万円
6. (株)テイクファイブ(京都市下京区)   負債11億1900万円
7. (株)あづさ(広島市中区)         負債 9億8900万円
8. (株)愛・創美苑(京都市下京区)     負債 7億4400万円
9. (株)ゆめむろまち(京都市下京区)    負債 6億8000万円
10.(株)はなこまち(京都市下京区)     負債 3億3800万円
11.(株)和音<わおん>(神戸市中央区)  負債 3億3300万円
12.(株)美来衣<みらい>(京都市下京区) 負債 3億2100万円
13.(株)グランシャリオ(兵庫県芦屋市)    負債 1億 300万円
14.(株)ビジョン・スリー(京都市下京区)    負債 3500万円
15.(株)クリエイト・ジャパン(京都市下京区)  負債 1100万円

<帝国データバンクサイトより引用>

驚きました。
連続二桁成長を続ける会社・・・との情報や記事で、我々宝飾業界もたくさんの企業が「参考になるビジネスモデル」として、多少なりとも気になる存在の企業だったことは事実かと思います。

このたけうちのビジネスモデルを成功モデルとして、宝飾業界に参入してきたコンサルタント会社もあり、そのコンサルタント会社と顧問契約をしている宝飾店もたくさんあると聞いています。

今後さまざまな情報や、変革が始まると思いますので、多大なコメントは避けますが、こういう結末を見ると、やはり


「嫌われて流行るお店はないし、好かれて流行らないお店はない」

ということでしょうか。


売上も利益も大事ですが、商売の原点・原則は見失わないように、地道な経営が最後には勝ち残ると思います。


9月1日は私の経営する宝飾店の経営計画発表会でした。その資料の冒頭に添付した私の商売の持論を記載させて頂きます。


事業の繁栄発展の究極の方向性はたった二つのコンセプトから成り立っている。
一つは「成長拡大」させること。もう一つは「安定させること」である。この二つのうち、どちらか一つが欠けても事業の永遠の繁栄発展はありえない。

「成長拡大」とは、前年よりもお客様の数を増やし、そのお客様に、前年よりも売価の高いもの、粗利の高いものを買って頂くこと。あるいは数多く買って頂くことである。
ディズニーランドのように多くの顧客を集めるテーマパークでも、ジャスコのような大型スーパーマーケットでも、街中の小さな家電の小売店でも、下請けの会社でも、規模が大きくても小さくても、企業でも家業でも、見込でも受注でも、メーカーでも商社でも、古くても新しくても、田舎でも都会でも、業種や業態が異なっていても、日本でも世界のどこで事業を営んでいても、このことは変わらぬ哲理である。顧客が増えている会社は成長拡大し、減っている会社は衰退しているに決まっている。


「安定」とは、あなたの会社が売っているものが何であっても、商品であっても、サービスであっても、形があってもなくても、その売り物を同じお客様が、繰り返し、繰り返し、繰り返し買ってくれることである。繰り返し、繰り返し、繰り返し可愛がって頂くこと、これ以外に「安定」はない。

「安定」は「成長拡大」よりも至難の業である。これを確立し、実践することが全社員共通の職務である。

お客様第一という思想の根底には、お客様に好かれることを行うという情の課題がある。世の中の、あらゆる事柄の中で、情を越えるものはないというが、政治も経済も、学問も情を超えることはできない。情とは喜怒哀楽の四者のことであるが、政治も経済も学問も、極みは人間の幸福という情のためにあることを忘れてはならない。嫌われて流行る店はないし、好かれて流行らない店もないのだ。お客様に好かれるために、いったいどうしたらよいのか。交わす言葉も、態度も、電話も、手紙も、贈り物も、イベントも、その行動、その商品一つひとつが選び抜かれたものでなければ、安定を築くことなど難しい。



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投稿者 houseki : 2006年09月04日 18:27

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