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2006年06月01日

宝飾店のマニュアル

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我々のジュエリー業界、さらには中小零細企業の悪い共通項は、この「マニュアル=標準化」の概念が乏しいと言われています。

仕事を標準化する、
しくみを標準化する、
サービスを標準化する、
考え方や価値観を標準化する・・・

とても大事なことだと思います。

もし、あなたの経営するジュエリーショップにマニュアルがなかったり、考えたこともなかった方、一度考えてみてください。
そしてあなたの経営する宝飾店のマニュアル(=標準化)というものを構築してみてください。

マニュアルに関してはもちろん「賛否両論」あります。

「マニュアルを作れば売上があがるのなら、そんなカンタンなことはないよ。マニュアル作ったって時間の無駄だよ」

「マニュアルなんてのは、大企業が作るもので、我々零細企業、家業の宝飾店には不要だよ」

という風に・・・。

おっしゃることは良く分かります。正直言って、ある部分賛成するところもあります。
ですが、それは作って、やってみて、試してみてからでも無駄ではないと思います。私も騙されたと思ってやってみて分かったことがたくさんあります。

机上の空論でうまくいかなかったこと・・・
案外うまくいったこと・・・
やって良かった事・・・
やらない方が良かった事・・・

そのような経験の積み重ねで、独自の成功法則が構築されると思います。
まずは試しにやってみることをお薦めします。
簡易的でもOKですよ。

今回はまずマニュアルに対しての考え方をご紹介してまいります。
ちなみにこれは私が経営する宝飾店のマニュアルです。これが完成版だとはとても言い切れませんが、少しでもヒントとなれば幸いです。(私の経営するジュエリー店ではこのマニュアルが社員教育のベースとなりツールとなっています。)


我社の「マニュアル」に対しての考え方

①会社の永続的発展が会社の目指す根本目的である。会社を成功、発展に導くためには、全社員の意識、行動を統一する必要がある。なぜなら、一人一人の社員がそれぞれの考え方で、それぞれのやり方で行動していたのでは、1+1=1.5の力しか発揮させることが出来ないが、全社員が同一意識、同一行動、同一の価値観で取り組めば、1+1=3にも、又は無限大(∞)の力を発揮することが出来るという認識

②経営者の信念、願い、会社の期待を入社間もない社員にまで浸透させるには、さらにはベテラン社員までにも深く浸透させるには、目(活字)と耳(言葉)・体(ロープレ)で繰り返し繰り返し伝えていくことが重要である。一度説明したから、今まで体験してきたからでは、10%も伝わっていないといっても過言ではない。繰り返し、繰り返し目と耳、そして体で反復連打することが必要であるという認識

③我社の永続的発展、ビジョンの達成、組織づくり、そして社員一人一人の幸せ創造のためには、「我社に何年いたら、どれだけの技術が身につき、どれだけの豊富な人脈が創造でき、そしてどれだけの収入が得られるか」を明確に示すことが必要であり、そのための教科書がこのマニュアルであるという認識

④マニュアルとは現時点での最も優れたやり方やノウハウをみんなで共有し、学び、そして標準化しようとするのもである。つまり人間の創造性の発揮と技術の向上を図るものであり、決して「人間性の否定・独創性の否定」をするものではないという認識

⑤我社は、社員の意識や行動を変えるため(より良くする)に、自然とそうなるシステム(しくみ)の構築を目指しており、このシステムとは「マニュアル」と「教育」と「評価」と「報酬」の4つを連動させることであるという認識

⑥経営改革、営業改革を進める基本のステップは、(1)意識改革、(2)行動改革、(3)システムの改革の順番が原則である。どんなに素晴らしい商品や、催事企画や売り方があっても、社員一人一人の意識に変化がなければ結果行動につながっていかないわけである。終わってみたら思い通りの結果にならず、今までと何の変わりもない、同じ結果しか出せなかったということになる。「意識改革」「行動改革」「システム改革」を目的にこの「マニュアル」が存在するという認識

⑦目標達成のマネジメントとは、明確な目標設定に基づいて、具体的な方針、計画を立案し、決起大会、研修会で一人一人の社員が個別に何をやるべきかを明らかにし、班、店単位(チーム)に目標を設定する組織化を行い、一人一人の社員又はチーム単位の不安、疑問を解消する調整を行い、全社員は一丸となれる体制で士気高揚をはかりながら、行動過程の目標と実績の差異分析を行い、何が原因か、出来ていない人のどこが悪いのかの要因を見つけ出し、対策を立て、対策にもとづく修正のための訓練を実施すること。これが目標達成のマネジメントであり、このツールがこのマニュアルであるという認識

⑧1.ヤル気を与え(動機付け)⇒ 2.ヤル場を創ってあげ⇒ 3.ヤリ方(方法)を身に付けさせ⇒ 4.評価する(褒める・叱る・認める・受容する・共感する)・・・このしくみを創るのが成功する企業であり、このしくみを確立させるためにこのマニュアルが存在するという認識

⑨よってマニュアルとは我社におけるすべての「判断基準」であり、「規律」であり、「絶対的なもの」である。であるがゆえに経営改革に並行して、このマニュアルも常時修正、調整を行いながら、全社員でこのマニュアルを再構築していく所存であるという認識

私の経営する宝飾店にはこのマニュアルがいろいろなテーマで数百ページに及ぶマニュアルがあります。

例えば、
「理念とビジョン」
「新入社員基本マニュアル」
「販売活動マニュアル」
「店長育成マニュアル」
「人材育成マニュアル」
「採用マニュアル」
「給与マニュアル」・・・

です。

全てをご紹介することは不可能としても、ある程度はご紹介していくつもりですので、何かの参考にしてみてください。

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投稿者 houseki : 2006年06月01日 00:28

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